【京都・中京区】Cafe ギアデ|工場併設の一風変わった空間で楽しむくつろぎ時間【京都グルメ】

落ち着いた住宅街の中に溶け込むように建つ「Cafe ギアデ(中京区)」。
カフェを運営する株式会社北出金作商店は、今年で創業77年の工作機械や機械工具を販売している企業です。
カフェのコンセプトは「ものづくりをつなぐ」。
タイミングによっては工場の稼働の様子も見れるとのこと。
どんなカフェなのか?実際に行ってきました!
【京都・中京区】Cafe ギアデ
阪急西院駅からお店へ向かう場合は、四条通を東へ進み、御前通を南へ下って高辻通を越えれば、迷うことなくたどり着けるはずです。
このあたりは落ち着いた住宅街ですが、ところどころに個人経営の飲食店や昔ながらの商店が点在していて、歩くだけでも地元の雰囲気を感じられます。
ちょっとした散歩がてらの訪問にもぴったりです。
「ここがカフェ?」と思わず立ち止まる入り口|Cafe ギアデ

店前には「北出金作商店 第一倉庫」と書かれた看板が掲げられていて、一見すると飲食店とは気づきにくいかもしれません。
ですが、窓にはメニューが貼ってあり、よく見るとカフェであることがわかります。

ブラインドが下りていて、「お店は開いているのかな?」と少し心配になりましたが、引き戸を開けると店員さんが笑顔で迎えてくれました。
おそらく、立て看板が出ている日は営業している合図なのだと思います。
インダストリアルな雰囲気を醸し出す店内|Cafe ギアデ

訪れたのは平日の17時頃。カウンター6席に、2人掛けテーブル4卓。
もともと工場兼倉庫のためか、店内は広々と感じました。

「お好きな席へどうぞ」と案内され、隣の作業場にいちばん近い席へ。
ブラインドは下がっていたものの、すき間からは工場側で作業する人の姿がちらりと見え、カフェと作業場が隣接しているという、この場所ならではの雰囲気が感じられました。
シンプルだからこそ悩むデザートメニュー|Cafe ギアデ

メニューは、ドリンクとデザートをそれぞれ好みで選ぶスタイル。
お昼にはサンド系の軽食メニューもあるようです。
「チーズが苦手な人でも食べやすい」と書かれたチーズケーキにも惹かれつつ、今回はブレンドコーヒーとブラウニーを選びました。
ブラウニー×コーヒーを実食!|Cafe ギアデ

店内の様子を見つつ10分ほど待っていると、ドリンクとデザートが提供されました。
どちらもやや小ぶりな印象を受けつつ、まずはコーヒーをひと口。
ほどよい苦みのブレンドコーヒーが心地よく、ほっと一息。続いてデザートをいただきます。
ブラウニーというとナッツ入りのイメージがありますが、この店のブラウニーはあえて生地のみというシンプルなスタイル。
そのぶんチョコレートの風味がしっかりと感じられ、甘さは控えめ。
ベリーソースを合わせたときの味の変化が楽しく、最後まで飽きずに楽しめるデザートです。
ギュッと詰まったような凝縮感のある味わいで、食べ終えるころには「ちょうどいい」と感じられるサイズ感でした。
「Cafe ギアデ」の店舗情報

店舗名 | Cafe ギアデ |
---|---|
HP・SNS | https://www.instagram.com/cafe_gearde/ |
予約方法 | 記載なし |
住所 | 〒604-8843 京都府京都市中京区壬生東檜町29 北出金作商店第一倉庫 1階 |
電話番号 | 080-5857-7618 |
定休日 | 土曜日、日曜日、祝祭日 |
営業時間 | 11:00〜19:00 |
最寄り駅 | 阪急 西院駅から徒歩11分 |
駐車場 | 近隣にパーキングあり |
意外な場所で味わう、丁寧なひととき
無機質な倉庫の一角にある、ちょっと不思議な「Cafe ギアデ(中京区)」。
一見入りづらそうな外観とは裏腹に、中には落ち着いた空気が流れ、訪れる人をあたたかく迎えてくれます。
メニューはドリンクとデザートのシンプルな構成ながら、どれも丁寧に作られていて、ちょっとした休憩にぴったり。
ものづくりの体験イベントやワークショップも企画しているそうなので、ぜひInstagramをチェックして。