まちなかにありながら、静かで凛とした空気が漂う「いぶし鳥 一香」
京都市役所のほど近く、落ち着いた佇まいの店構えが目を引きます。
店内には特製のいぶし窯が備えられ、丁寧に燻された鶏料理を味わえます。
今回は、お店の名物「いぶし鳥重」を実際にいただいてきました。
いぶし鳥 一香

京都市役所から徒歩3分。
一見するとギャラリーや小さな工房にも見えるような、落ち着いた外観のお店が見えてきます。

壁にさらりと書かれた屋号と縄のれんが、なんとも味わい深いです。

中へ入ると、木の温もりを感じられる静かで心地よい空間が迎えてくれました。

店内はカウンターが11席、奥には4人用のテーブル席が2卓、2人用が2卓。
コンパクトながら開放感のあるつくりです。
この日は11時半すぎに入店。
まだお客さんは少なめでしたが、12時を過ぎると徐々に席が埋まっていきました。
何を選んでも間違いなし!充実の食とドリンクメニュー
メニューは「お食事」と「お飲み物」に分かれていて、選ぶ楽しみもたっぷりです。

看板メニューの「いぶし鳥重」を中心に「塩唐揚げ定食」「つくね丼定食」など鶏の魅力を引き出す定食が揃っています。
一品の「とり小丼」や甘味の「たまわらび」もあり、軽めの食事や締めにも対応できるメニューです。

ビールや日本酒、焼酎、ハイボールまで揃った豊富なドリンクメニューも魅力!
柚子ジンジャエールやりんごジュースなどのソフトドリンクも用意されており、アルコールが苦手な方も安心のラインナップです。
ふたを開けた瞬間からおいしい「いぶし鳥重」

今回は「名物いぶし鳥重 1,350円(税抜)」を注文しました。
重箱を開けた瞬間、ふわっと香ばしさが立ち上ぼり、食欲が刺激されます。

ごはんの上には、大ぶりにカットされた鶏もも肉がたっぷり!
甘辛の秘伝たれが全体をやさしくまとめ、噛むたびに旨みがじわっと広がります。
添えられた焼きねぎの香ばしさも、味のアクセントに。
お吸い物とお漬物が付いたセットは見た目以上に満足感があり、最後の一口まで飽きずに楽しめました。
食後には「和×洋」の意外な組み合わせを楽しめる甘味を
食後には、アンケートに答えると甘味のサービスがあるという嬉しいおまけも!

今回は「たまわらび」をいただきました。
やわらかいわらび餅に、黒蜜……ではなく、なんとキャラメルソース!
和と洋のバランスが絶妙で、食後とは思えないほどぺろりと完食してしまいました。
「いぶし鳥 一香」の店舗情報

住所 | 〒604-0933 京都府京都市中京区山本町410 |
アクセス | 京都市営地下鉄 東西線 京都市役所前駅 ゼスト御池地下街11番出口 徒歩3分 |
営業時間 | 11:00~15:00 17:00~22:00 |
定休日 | 不定休 |
HP | いぶし鳥 一香 |
まとめ
鶏の美味しさを最大限に引き出す「いぶし」という技術。
香りや旨みが凝縮された料理と向き合うひとときは、まさに贅沢な時間でした。
京都市役所の近くにある静かな食の名所。
日常にちょっとした特別感を添えたいとき、ふらっと立ち寄ってみてはいかがでしょうか?