京都の左京区にある芭蕉ゆかりの寺院!文化人が愛した「金福寺(こんぷくじ)」【一乗寺】

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京都の左京区でおすすめの観光スポットをお探しですか?
またはこのエリアで人気のお寺をお探しですか?

そんなあなたにおすすめの場所があります。

それは、知る人ぞ知る「松尾芭蕉」ゆかりの地でもある「金福寺(こんぷくじ)」です。
こちらの寺院は他にも「与謝蕪村」などの文化人のゆかりの地でもあります。

秋には紅葉も綺麗で観光にもおすすめです。
周辺には「詩仙堂」「八大神社」「圓光寺」などもあるので一緒にまわる事もできます。

では見ていきましょう。

左京区、一乗寺にある「金福寺(こんぷくじ)」の見どころ

金福寺の見どころ①「金福寺の弁天堂」

こちらは「村山たか女」によって創建されました。

村山たか女は幕末の時代に幕府の隠密(スパイ)でした。
勤皇の志士に捕らえられた彼女は、京都の三条河原町で生晒しにされたが、三日後に助けられました。
その後に尼僧となり「金福寺」に入り、67歳で波乱の生涯を閉じたそうです。

金福寺の見どころ②「本堂」

枯山水の庭園が綺麗です。
四季折々で違う景色に見えるのでいつの季節に来ても楽しめますよ!

本堂には与謝蕪村や村山たか女の遺品が展示されています。

たくさんの展示品があるので要チェックですよ!

金福寺の見どころ③「芭蕉庵」

元禄の昔、芭蕉は「金福寺」の草庵で閑居していた住職の鉄舟和尚を訪れ、風雅の道について語り合い信仰を深めたそうです。
その後、和尚はそれまで無名であった庵を「芭蕉庵」と名付けました。

それから85年ほどして、与謝蕪村が「金福寺」を訪ねて来たそうです。
その頃すでに庵は荒廃していたが、近くの村人たちが「芭蕉庵」と呼びならわしていました。
芭蕉を敬慕していた蕪村は、その荒廃を大変惜しみ、庵を再興して、俳文「洛東芭蕉庵再興記」をしたため、金福寺に納めました。

金福寺の見どころ④「与謝蕪村の墓」

与謝蕪村は江戸時代中期の画家であると共に俳人でもあります。
20才の頃に江戸に出て俳譜を学んだとされています。
師の没後、茨城下館、結城、奥羽一円を絵画、俳譜の修行遍歴をしました。

36才で上京し39才から3年間は丹後で絵画の習練に励みました。
帰京後、その地にちなんで姓を「与謝」とあらためました。

また蕪村は芭蕉没後の平俗化した俳壇に新風を吹き込み、一般に「俳諧の中興者」と言われている。
68才京都で没しました。

京都の左京区一乗寺にある「金福寺(こんぷくじ)」について簡単なまとめ

金福寺は864年安恵僧都(あんねそうず)が慈覚大師・円仁の遺志により創建し、大師自作の観音像を本尊として安置しました。

元々は天台宗のお寺だったのですが、一時荒廃し、江戸時代の中期に鉄舟和尚が再興し、臨済宗南禅寺派となり今日に至っています。

また、金福寺は「松尾芭蕉」「与謝蕪村」にゆかりのある俳句の聖地として知られています。

という感じで、文化人から愛された「金福寺(こんぷくじ)」の紹介でした。
こちらは京都の穴場的な観光スポットでおすすめの場所です。

「詩仙堂」「圓光寺」「八大神社」に訪れる時はこちらにも立ち寄ることをおすすめします。

「金福寺(こんぷくじ)」の口コミ・評判

「金福寺(こんぷくじ)」の情報

名称:金福寺
住所:〒606-8157 京都府京都市左京区一乗寺才形町20
電話番号:075-791-1666
参拝時間:9:00〜17:00
参拝料:大人400円、中・高生200円、子供200円
電車:叡山電鉄「一乗寺駅」から徒歩16分
バス:市バス「一乗寺下り松」から徒歩10分
施設駐車場:2台
最寄駐車場:乗寺花ノ木町
HP:なし

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