蛍を鑑賞できるスポットが京都にもいくつかあるのを知っていますか。
特に、街中で蛍が鑑賞できると言われているのが「哲学の道」です。
鑑賞できる時期やスポット、見れるポイントについて紹介します。
鑑賞ルートや写真の取り方も知れますよ。
目次
「哲学の道」は春にゲンジボタル観測ができる
哲学の道では、5月下旬から6月中旬にゲンジボタルが観測できて人気です。
京都の左京区の「哲学の道」で蛍を毎年のように楽しみに鑑賞している人がいます。
京都の街中で蛍が見られるなんて本当だろうかと思いますが、毎年蛍が出るスポットとなっています。
蛍は、水がきれいで水流が穏やかな場所に生息します。
蛍がよく見られる時期は6月上旬の梅雨の時期
蛍がよく見られる時期は、5月下旬~6月中旬で、ホタルが孵化してから寿命までの1~2週間です。
6月上旬の梅雨頃が一番よく見られると言われています。
蛍が飛んでいるのが見られる条件は、3つ。
- 曇り
- 蒸し暑い
- 風が強くない
月明かりがあまりないような曇っていて梅雨らしい蒸し暑い日です。
風があまり強くない日がおすすめと言われています。
蛍観賞に出かけられる際は、お天気もチェックしてみてくださいね。
蛍の鑑賞には20時~21時頃がおすすめ
蛍の鑑賞には、20時~21時頃がおすすめです。
この時間帯に多くの蛍を見ることができ、周りも暗いので写真もいいものが撮れます。
蛍が飛んでいる条件の整った夜に出掛けてみましょう。
哲学の道で蛍を見るなら東側がおすすめ!
哲学の道は、銀閣寺前バス停から熊野若王子神社まで琵琶湖疏水分線に沿って、約2キロ近く続いています。
疎水沿いに蛍が出て、東側に木々が茂っているような自然が感じられる場所に、蛍がよく飛んでいます。
哲学の道の蛍鑑賞おすすめルートは「銀閣寺」から南下
蛍鑑賞には、銀閣寺から南下していくのがおすすめです。
片道40分~60分かかる道をゆっくりと蛍を探しながら歩いてみましょう。
どこで蛍がよく見られるのかについても詳しく見ていきますので、参考にしてみてください。
蛍がよく見られる場所2選
蛍がよく見られる場所は、哲学の道の中でも毎年異なります。
よく目撃されている場所は2つ。
- 「地蔵菩薩堂」の橋周辺
- 大豊神社
銀閣寺から哲学の道を歩いて行くと、段々暗くなりますが、300メートルほど行った「弥勒院」の「地蔵菩薩堂」の橋周辺から蛍を見ることができる場合があります。
また、さらに1キロ南下した「大豊神社」周辺で見られることもあります。
神社やお寺の近くには木々も多く、ホタルが飛んでいることも多いようですね。
蛍の写真撮影のコツは1匹ずつゆっくり撮ること!
哲学の道には、蛍が飛んでいますが、それほど多く乱舞しているという感じではありません。
1時間で10匹~15匹見れればいい方です。
撮影する場合は、1匹ずつを貴重に撮るのがポイントです。
カメラをマニュアルモードにし、シャッタースピードを15秒から30秒程度に遅くして手振れしないようにするのがコツです。
できれば三脚を持っていって撮るのがベストです。
スマホの場合には、夜景撮影用のアプリや三脚も準備していくのがおすすめです。
ホタルをきれいな画像で撮影するコツは?
ゲンジボタルは撮影するとよく流線的な光の線が見られて、幻想的できれいですよね。
ゲンジボタルは、1分間に20回位光りますので、15秒から30秒かけてゆっくりとシャッターを切って、蛍の光った瞬間が写れば美しい画像が撮れますよ。
まとめ:「哲学の道」で蛍を鑑賞するためにはゆっくり散策がおすすめ
「哲学の道」で蛍を観賞するためには、疎水沿いの道をゆっくりと梅雨時の20時~21時頃に散策するのがおすすめです。
他にも蛍を見に来ている人がいますので、人が集まっている所を見てみるのも方法です。
蛍をきれいに写真が撮れたら素敵ですので、梅雨の時期の風物詩として出かけてみませんか。
名所 | 哲学の道 |
HP | http://www.gurumekan.jp/ |
住所 | 京都市左京区 銀閣寺~熊野若王子神社までの散歩道 |
鑑賞におすすめの時間 | 20:00~21:00頃 |
駐車場 | 銀閣寺周辺に24時間営業の駐車場あり |
アクセス | 市バス「銀閣寺前」バス停から徒歩2分 |
特徴 | 疎水沿いの散歩道として観光に人気の道で、蛍の名所 |
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