京都祇園祭ですが、開催期間が7月1日(金)〜7月31日(日)までの1ヵ月間もあります。
その間に様々な神事・行事が執りおこなわれます。
その中でも、特に屋台を楽しみにしてる方も多いと思いますが、日程がわからないなんて事になったら大変ですね。
そこで、今回は京都祇園祭の日程と屋台についてわかりやすく解説していきます。
「歩行者天国の日程、時間、エリア、交通規制情報」をまとめた記事もあるのであわせて読んでみてください。
【保存版】2024年京都祇園祭の歩行者天国になる時間と交通規制情報を徹底解説
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【2024年】京都祇園祭の日程はいつ?
まずは2024年祇園祭の日程から紹介します。
2024年の祇園祭は7月1日〜7月31日までの1ヶ月間開催されています。
この1ヶ月間のうち、前祭(さきまつり)と後祭(あとまつり)と呼ばれる期間があります。
最も観光客が訪れるのは、屋台があって歩行者天国になる前祭です。
後祭も観光客はいますが、やっぱり前祭の方が人でいっぱいになりますね。
前祭の方が歩行者天国や屋台もあるので、お祭り感・イベント感を楽しめるので人気があるという事なのです。
まずは前祭と後祭の日程に触れておきます。
前祭(さきまつり)
2024年7月14日(日):宵々々山
2024年7月15日(月):宵々山
2024年7月16日(火):宵山
2024年7月17日(水):山鉾巡行
後祭(あとまつり)
2024年7月21日(日):宵々々山
2024年7月22日(月):宵々山
2024年7月23日(火):宵山
2024年7月24日(水):山鉾巡行
今年は前祭が週末に向けての開催になるのですごい人混みになる事が予想されます。
京都祇園祭は日本三大祭りの一つだけあって、初めて来られる肩にとっては想像以上の人で溢れかえると思いますよ。
子連れなど複数人で出かける方は、はぐれたりしないように気をつけましょう。
【2024年】京都祇園祭の屋台について
祇園祭では祭りが開催中の1ヶ月間まるまる屋台が出店しているわけではありません。
屋台が出店される日は限られており、前祭と呼ばれるている間の2日間のみとなっています。
【2024年祇園祭屋台出店の日程】
・7月15日(月)
・7月16日(火)
・7月15日(月):9:00〜23:00
・7月16日(火):9:00〜23:00
※烏丸通は18:00〜23:00
・室町通り、新町通り:山鉾が建っていて道がかなり細くなっています。
・烏丸通り:道幅が広いので比較的歩きやすいです。
・四条通り:飲食の屋台は少なめです。
・しみだれ豚まん:膳處漢ぽっちり(ぜぜかんぽっちり)
・ふかひれ豚まん:老香港酒家京都
・フォアグラオムレツ:ベジバル
・角煮コロッケ:まんざら亭NISIKI
・カプチーノかき氷:前田コーヒー
・おたべの最中アイス:おたべ
・ちまきパン:ブーランジェリーまっしゅ京都
・水あずき:氷楽屋
・カツサンド:キムカツ
屋台出店の時間は毎年昼間から夜まで出店しています。
今年は休日とかぶっているのでいつもより早くからお客さんも増えそうですね。
1番人が多くて屋台が盛り上がるのは18時〜21時の間です。
この時間より遅くなると、子連れの方が帰られたりと、少し人が少なくなります。
歩行者天国が解除される直前の23時前だと店を片付けているところも多いので気をつけましょう。
【2024年】京都祇園祭の細かい日程(神事・行事)
祇園祭で一番人気があるのは前祭という事は先ほど説明しました。
しかし、1ヶ月間開催されるお祭りなので他にも見どころがあります。
その日程を解説しますね。
7月1日
・吉符入り・・・各山鉾町で祭礼奉仕の決定や、神事の打ち合わせを行います。
・長刀鉾町お千度・・・町内一同が、稚児を伴って参拝して、神事の無事を祈る。
7月2日
・くじ取り式・・・山鉾巡行の順番を決めるために、京都市長立ち会いのもとくじを取ります。
・山鉾連合会社参・・・各山鉾町代表者が八阪神社に参拝し、祭礼の無事を祈る。
7月3日
・神面(しんめん)改め・・・船鉾のご神体人形に取り付ける新旧の面の無事を確かめる儀式。
7月5日
・長刀鉾稚児舞披露・・・長刀鉾の吉符入りが行われた後に、稚児が山鉾巡行の際に舞う「太平の舞」を市民に披露する。
7月7日
・綾傘鉾稚児社参・・・綾傘鉾に奉仕の稚児6人が、町内役員と共に神事の無事を祈願する。
7月10日
・前祭 鉾建て・・・各鉾町がそれぞれ鉾の組み立てにかかる。
・お迎え提灯・・・万灯会員有志が神社より所定のコースで本社に着き、神輿洗いの神輿を迎えます。
・神輿洗い式・・・午後6時に四条大橋に至り、鴨川の橋上で神輿を清める儀式を行う。
7月12日
・前祭 鉾曳き初め・・・町内に人々が囃子(はやし)を奏でながら、町内の中でのみ鉾を曳く。
・前祭 山建て・・・曳山の組み立てが始まります。
7月13日
・舁き初め(かきぞめ)・・・町内の人々が山を舁きます。
・長刀鉾稚児社参・・・長刀鉾稚児は立烏帽子(たてえぼし)水干(すいかん)姿で従者を従い、騎馬で八坂神社を詣でます。
・久世稚児社参・・・久世稚児の社参がおこなわれます。17日の神幸祭、24日の還幸祭に供奉します。
7月14日
・前菜 宵山・・・各山鉾町にて山鉾を飾り、祇園囃子を奏で、各家でも家宝什器、屏風などを美しく飾ります。
7月15日
・宵宮祭・・・境内の灯を消し浄闇の内に舞殿に奉安の神輿に神霊をうつし奉ります。
7月16日
・献茶祭・・・裏千家家元、千宗室宗匠の奉仕にて執り行われ、拝服席及び副席、協賛席が設けられます。
・宵宮神賑奉納行事・・・石段下四条通りで各種伝統芸能奉納行事が行われる。
・日和神楽・・・翌日の前祭巡行の晴天を祈願する。
7月17日
・前祭 山鉾巡行・・・長刀鉾を先頭に前祭の鉾9基、山14基が各町を出て四条烏丸に集結し、所定コースを巡行します。
・くじ改め・・・くじ取り式で決定した山鉾順に従い、奉行(市長)が順番を正します。
・神幸祭・・・神輿渡御に先立ち、本殿で祭典が行われます。
・神輿渡御出発式・・・神輿渡御出発にあたり、石段下で三社神輿の差し上げが行われます。その後3基の神輿が氏子区域をそれぞれのコースに従って巡行します。
7月18日
・後祭 山、鉾建て・・・各山鉾町がそれぞれ山鉾町の組み立てにかかります。
7月20日
・町内の人々がそれぞれの町内の中で鉾を曳いたり、山を舁きます。
7月21日
・後祭 宵山・・・各山鉾町にて山鉾を飾り、祇園囃子を奏で各家にて家宝什器、屏風などを美しく飾ります。
7月23日
・煎茶献茶祭・・・在洛の煎茶茶道家元の輪番奉仕により行われ、祭典後に常盤殿にて拝服席が設けられる。
・日和神楽・・・翌日の後祭巡行の晴天を祈願します。
7月24日
・後祭 山鉾巡行・・・橋弁慶山を先頭に後祭の鉾1基、山9基が各町を出て、烏丸御池に集結し、所定のコースを巡行します。
・花傘巡行・・・傘鉾10余基・場長稚児、児武者等列を整えて、所定のコースを巡行します。
・還幸祭・・・午後5時頃より、神霊を本社に遷す祭典を執行します。
7月25日
・狂言奉納・・・茂山忠三郎社中の狂言奉納が八坂神社にて行われます。
7月28日
・神輿洗い式・・・10日と同じです。
7月29日
・神事済奉告祭・・・八坂神社にて、祇園祭の終了を報告し、社恩を感謝します。
7月31日
・疫神社夏越祭・・・八坂神社内疫神社にて、鳥居に大茅輪を設け、これを参拝者がくぐります。
以上が細かい日程になります。
細かい日程を知っておくと、より祇園祭が楽しめるのでぜひ参考にして下さいね。
まとめ:2024年京都祇園祭の日程と屋台について!
いかがでしたか?
今回は2024年の京都祇園祭の日程と屋台についてお伝えしました。
もう1度おさらいしておきましょう。
前祭(さきまつり)
2024年7月14日(日):宵々々山
2024年7月15日(月):宵々山
2024年7月16日(火):宵山
2024年7月17日(水):山鉾巡行
後祭(あとまつり)
2024年7月21日(日):宵々々山
2024年7月22日(月):宵々山
2024年7月23日(火):宵山
2024年7月24日(水):山鉾巡行
・7月15日(月)
・7月16日(火)
屋台が出店されるのは前祭の7月の15、16日(宵々山、宵山)の2日間でしたね。
屋台目当てで、何もない日に出かけるというような事が起きないように気をつけましょう。
また、神事・行事の細かい日程を知っておくのも、お祭りを楽しむためにはいいかもしれませんね。
祇園祭を満喫するためにも、こちらの記事をぜひ参考にして下さい。
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