京都の神社で穴場をお探しでしょうか?
今回は京都の人気観光スポットをある程度制覇したという方に向けておすすめの場所を紹介します。
おすすめするのは「建勲神社(けんくんじんじゃ)」といって「織田信長公」を祀った神社です。
織田信長は歴史上の人物の中でもかなり人気がある人物なので、こちらの神社をおさえておくのはおすすめですよ。
それでは見てみましょう!
目次
京都紫野にある「建勲神社(けんくんじんじゃ)」の見どころ
建勲神社の大鳥居
建勲神社に着くとまずでっかい「大鳥居」が出迎えてくれます。
船岡山山麓の船岡東通りに東面して建っています。
こちらは高さが7.2メートル、幅が5.5メートルと大きめで、木造の明神鳥居となります。
礎石上に円柱を建て、貫と嶋木、笠木で固め、材は台湾阿里山産の檜で、素木のままとする。
大規模で、笠木も大きく反り、神域の荘厳な結界を構成しています。
2008年には国の登録登録有形文化財に指定されている。
末社義照稲荷(よしてるいなり)
船岡山中腹の境内の東北方に南面して建っています。
稲荷神社といえば伏見稲荷神社が有名ですが、この義輝稲荷神社は伏見稲荷大社と関係が深いのです。
奈良時代よりこの船岡山一帯は渡来人の秦一族が暮らし稲荷信仰を広めたと言われています。
義輝神社は泰氏の守護神として、また西陣織などの織物文化の祖神として古くから信仰を集めているようです。
宇迦御霊大神(うかのみたまのおおかみ)、国床立大神(くにとこたちのおおかみ)猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)の三柱の大神を祀る。
国床立大神:国土安泰、住居安全の神であり、病魔を退散さ健康を守護し給う。
猿田彦大神:迷う者苦しむ者を正しきに向ける指導の神であり、目的を成就し希望を達成し災厄を消去し交通の安全を守り給う。
「敦盛」歌碑(あつもりかひ)
「人間五十年 下天の内をくらぶれば 夢まぼろしの如くなり ひとたび生を得て 滅せぬ者あるべきか」
桶狭間の合戦出陣に際し織田信長公が舞われた「敦盛」の一節です。
建勲神社の手水舎
拝殿の東南方に所在します。
よく見ると信長公の家紋の「木瓜紋(もっこうもん)」が入っていますね。
2008年に国の登録有形文化財に指定されています。
建勲神社の拝殿
本殿の東方に位置する吹放ちの拝殿です。
内側に織田信長公三十六功臣のうち十八功臣の額を飾っています。
こちらも2008年に国の登録有形文化財に指定されています。
建勲神社の神門(祝詞舎)
建勲神社の神門になります。
普段は立ち入れないのですが、こちらの奥に本殿があります。
この神門も2008年に国の登録有形文化財に指定されています。
ちなみに、建勲神社は織田信長だけではなく、後継者であった信忠も配祀しているんですよ。
建勲神社の歴史
建勲神社は1869年に明治天皇の御下命により創建された、織田信長公とその後継者である信忠をお祀りする神社です。
1875年に別格官弊社に列せられ、京都の船岡山に社地を賜りました。
1880年に新たに社殿を造営しご嫡子織田忠信卿を配祀して、43年に山麓から山頂へ社殿を移建し今日に至っているようです。
船岡山は玄武の小山として平安京造営の際に北の拠点となったとされている丘です。
緑豊かな建勲神社の境内のからは比叡山や大文字(如意ヶ嶽)など東山三十六峰の眺望を楽しめます。
正式には「たけいさおじんじゃ」というが「けんくんじんじゃ」や「けんくんさん」と呼ばれることの方が多い。
ご利益は大願成就、開運招福、難局突破、災難除けなどがあります。
「建勲神社(けんくんじんじゃ)」の口コミ・評価
「建勲神社・拝殿と神門2」 #kyoto #photohito
紫野の大徳寺の南に船岡山という小山があるのですが、その中腹にある建勲
(たけいさお)神社の拝殿と神門です。織田信長公を主祭神としております。
手前が拝殿で奥の本殿みたいなのが神門です。本殿は神門の奥にありますね。https://t.co/nybb0Mq4Sf pic.twitter.com/OPe5izfkBm— ぎんこさん (@ginkosankakuii) July 11, 2018
「建勲神社(けんくんじんじゃ)」の情報
名称:建勲神社
住所:〒603-8227 京都府京都市北区紫野北舟岡町49
電話番号:075-451-0170
参拝時間:自由拝観
参拝料:なし
電車:なし
バス:市バス「船岡山」から徒歩7分
施設駐車場:数台
最寄駐車場:エコロパーク建勲神社前第1
HP:サイトURL
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