「京の台所」と呼ばれる錦市場商店街。
錦市場商店街は、「錦市場」と呼ばれ、400年の歴史を持つ商店街。
390m続く商店街には、100店舗以上が営業されています。
その「錦市場」は『食べ歩きが禁止』と聞いたことはありませんか?
今回は、京の台所、「錦市場で食べ歩きできるのか?」について調べてきました!
目次
1.錦市場は「食べ歩き禁止」だが店の前で気をつければその場で食べてもOK!
錦市場は、もともと修学旅行生など観光客に加え、近年の外国人観光客の増加もあり、連日大変な賑わいです。
威勢のいい掛け声と、大勢のお客様で大変活気のある商店街「錦市場」。
食品販売の店の中には、買った商品をその場で食べれる店も多くあり、人気の秘訣にもなっています。
そんな「錦市場」ですが、道幅が広いわけではありません。
その中に大勢の観光客がいらっしゃいますので、錦市場としては、
「食べながら歩いて、串が他のお客様に刺さったり、団子のたれがついたりすると危ない」と懸念されているのでした。
このことは、錦市場の公式ホームページ:http://www.kyoto-nishiki.or.jp/index.htmlでも呼びかけられています。
事故は事前に防ぎたいという事から、「食べながら歩く行為はしないで、購入した店の店頭、又は店内で食べて下さい。」と啓蒙されているのでした。
もちろん、持ち帰って食べるのは何の問題もありません。
2.「食べ歩き」のルールを理解しよう!
では、実際は何処で食べれば良いのでしょう?
ルールは2つです。
- 食べながら歩かない
- 購入した店の店頭、または店内で食べる
実際に「錦市場」に行くと、その場で食べれる食品を扱われる店の多くは、店舗の中や、店舗の外に腰かけて食べられる「椅子」や、商品を置く「テーブル」を用意されている店を多く見かけました。
こちらの「たこ焼きや」さんも、店の店内に、腰掛ける椅子が設けられており、たこ焼きを買った方は、椅子に座って食べておられました。
また、こちらのお魚屋さんは、店の奥や店先にテーブルがあり、そのテーブルに商品を置いて召し上がっていました。
さらに、店で購入した商品を、隣のシャッターが下りている場所で立ち止まって食べてられている方も居られました。
これなら、通行の妨げにはなりにくいですね。
私も実際に、錦市場で「食べ歩き」出来る商品を購入した際、お店の方から「必ず店で食べてね!」と声掛けがありました。
このように、錦市場では、「食べ歩き」がダメなのではなく、2つのルールがあります。
①食べながら歩かない
②購入した店の店頭、または店内で食べる
3.100店舗以上のお店が楽しめる錦市場のご紹介
「錦市場」は、京野菜、京漬物、湯葉、鰻、つくだ煮、かまぼこ、干物、お茶、寿司、豆腐など多種多様な食品がそろう商店街。
それぞれのお店が、食べ歩きできるように、一口サイズの食品をご用意されていたり、試飲試食販売を行っておられます。
また、ソフトクリームや、お団子、抹茶わらび餅、豆乳ドーナツなど、スイーツも豊富。
4.錦市場で楽しめる、江戸時代に活躍した画家「伊藤若冲」
ちなみに、買い物以外にも楽しめる「錦市場」。
個性的な絵師が多く登場した江戸時代後半の京都で活躍した画家「伊藤若冲」(1716-1800)は、京都錦市場の生まれ。
そのことから、錦市場では「伊藤若冲」の絵画を探すのも楽しみの一つです。
下記の写真は、錦市場の「西入り口」にある、伊藤若冲作の絵。
5.錦市場アクセス
錦市場へのアクセスのうち、京都駅からは①京都市地下鉄、②市バスが便利です。
②市バスの場合は、「京都駅前バス乗り場」よりご乗車、「四条烏丸」下車、徒歩約7分です。
下記にも詳しい行き方が写真付きで乗っていますので参考になさって下さい。
「錦市場」の情報
名称:錦市場商店街
住所:〒604-8045 京都府京都市中京区中魚屋町
電話番号:075-211-3882(錦市場商店街振興組合)
錦市場提携駐車場:アミカーレ錦
最寄駐車場:ブーブーパーク四条柳馬場コインパーキング
錦市場商店街振興組合HP:http://www.kyoto-nishiki.or.jp/index.html
まとめ
以上、錦市場は「食べ歩き禁止」なのか?
についてお届けして参りましたが、いかがでしたか?
美味しいものが沢山ある「錦市場」は、見て歩くだけでもとても楽しく、観光に来られる方にも是非楽しんでいただきたい場所。
ルールを守って、楽しい食べ歩きをお楽しみ下さい。
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