世界遺産、天龍寺で座禅体験ができるのを知っていますか?
心を無にして、自分を見つめる体験として、最近では座禅体験が人気です。
天龍寺での座禅は、厳しいと言われていますが、どのように参加できるのかを詳しく紹介していきます。
目次
天龍寺の座禅会に参加する方法と座禅会の内容
天龍寺は、足利尊氏が開基し後醍醐天皇の菩薩を弔っている由緒正しい禅寺として、京都の五山の一位となっています。
臨済宗天龍寺派大本山の寺院で、文化財としても世界遺産に登録されています。
世界遺産の禅寺で、座禅体験は禅の世界へ興味がある方にはこの上ない体験となります!
天龍寺の座禅会に参加する方法と、その内容を紹介していきます!
天龍寺の座禅会は毎月第2日曜で自由参加
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ただし、2月・7月・8月はお休みですので、気を付けてください。
天龍寺の座禅体験は、どなたでも予約不要で参加でき、参加費も無料です。
毎月来ている人もいるために、参加者が多い人気の座禅会です。
座禅の会場は友雲庵
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座禅が行われるのは、「友雲庵」という建物で、大方丈の奥の法堂の横にある建物です。
精進料理が頂ける「龍門亭」の東側に当たります。
お寺で毎日座禅修行が行われている場所と同じ場所に、実際に座れるのは貴重でしょう。
庭と対話するような、静かな気持ちになれます。
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天龍寺と言えば、美しい庭園が有名です。
朝から夢窓国師作庭の曹源池庭園などをゆっくりと見ながら、まず心を落ち着かせて、参加するのをおすすめします。
天龍寺の座禅の内容
実際の座禅の内容は、20分間の座禅が2回あります。
9時から開始で2回の座禅の間には休憩が5分ほどです。
最初に体験する人は、20分も長い時間に感じるでしょうが、2回目になると慣れてきますよ。
美しい天龍寺の庭を見て座っていると、自然と心も落ち着いてくる座禅会です。
座禅会のあとには「龍門会」で法話を聞こう
座禅会が終わったあとには、「龍門会」というものが10時~11時に行われます。
「龍門会」は、同会場の「友雲庵」で、法話を聞いて皆でお経を唱和します。
こちらも参加無料です。
せっかくですから、座禅だけでなく法話も聞いて学びの機会を最大に生かしてみてはいかがでしょうか。
厳しいと噂の天龍寺の座禅
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天龍寺の座禅は、厳しいという声もあります。
座禅の指導として、注意はきちんと受けましょう。
初めての人には丁寧に指導されます。
それをしっかり聞きさえすれば、それほど厳しくありません。
指導を受けることで、心を無にし新たな境地を得ることができればいいですよね。
自由に受け入れてくれる座禅体験が人気の天龍寺ですので、貴重な機会を大切にしましょう。
座禅体験に加えて天龍寺で体験できること2つ
座禅体験は予約なしで気軽に参加できることがわかりましたね。
天龍寺では、座禅体験だけではなく他にも2つ体験できることがあります。
・精進料理
順番にみていきましょう。
1. 予約して写経にも参加できる
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天龍寺では写経も体験可能です。
会場は「多宝殿」の建物で、毎日9時~14時半もしくは15時まで受付けています。
写経体験は1,000円で、写経道具は貸してもらえます。
ただし、電話予約をして参加をすることが必要です。
電話予約をしていれば参加可能ですので、座禅の後に参加してみませんか。
2. 龍門亭で精進料理も味わいたい
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座禅をする「友雲庵」の近くにある「龍門亭」では、精進料理が頂けます。
一汁五菜と一汁六菜、一汁七菜の3種の精進料理。
一汁五菜の「雪」コースでしたら、予約なしでも一人で食べられます。
他の2つは2名以上で予約をすると頂けます。
素材、味、色、作り方にこだわり、だしが美味しい、季節を感じさせる精進料理を堪能してみませんか。
まとめ:天龍寺の座禅は禅に触れる一日がおすすめ
嵐山の天龍寺の座禅について紹介しましたが、予約なしで自由に参加できるのが魅力です。
毎月行われますので、参加しやすいですよね。
日曜日の一日、禅の心に触れるような日を過ごしてみるといいでしょう。
世界遺産で座禅をし、美しい庭園に心を癒され、写経や精進料理で一日を過ごすことができます。
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