京都一乗寺の「曼殊院(まんしゅいん)」があるあたりに漆器の専門店があるのをご存知でしょうか?
漆器といえば、漆(うるし)を塗り重ねて作る工芸品のことだ。
今回は「曼殊院(まんしゅいん)」近くにある、漆器の専門店の「うるしの常三郎(つねさぶろう)曼殊院道工房」をご紹介します。
「うるしの常三郎」は京都に6店舗あり、創業は大正15年、設立は昭和56年と歴史のある会社ですよ!
では見ていきましょう。
目次
「漆(うるし)」の塗りものは日本を代表する美術工芸品
その起源は遠く縄文時代にさかのぼるとされています。
のちに、仏教伝来によって中国美術工芸の影響を受け日本の漆芸の基礎が築かれて行くことになります。
しかし、その遥か以前から日本人は漆を強固な接着剤として、また器物を保護・装飾する塗料として使い続けていました。
「漆(うるし)」の魅力とは
漆の美しさは、自然に逆らわぬしっとりとした温かさと柔らかさにあります。
それは、湿潤な気候と折々に移り変わる四季を持つ日本の風土、そしてその中で、自然とともに生きてきた日本人の気質とに支えられていると言えるでしょう。
単に美術工芸品としてではなく、肌に触れる食器としての実用性にもかなうものです。
漆の塗りものは取り扱いにくいものとして仕舞い込まれたままにせずに、その良さを楽しみながら長く親しむことをおすすめします。
「うるしの常三郎」のおすすめ
おすすめは写真の上段中央にあるのは菊皿(きくざら)の洗朱(あらいしゅ)です。
鮮やかな洗朱は漆の伝統色のひとつです。
おかしや、フルーツを盛るのにおすすめです。
ケーキやメロンをを華やかに見せてくれますよ。
また、溜色(ためいろ)とペアで贈答や引出物にもおすすめです!
美術工芸品の未来
店主が言うには「日本人の工芸品離れ」が深刻なようです。
最近では、安くてそれなりのものが手に入ってしまう世の中で、工芸品に対する興味が薄れてきているそうです。
そういった中で、どうやったら興味を持ってもらえるかが課題のようですね。
日本の伝統が薄れないように、頑張ってほしいものですね。
という感じで、今回は「うるしの常三郎 曼殊院道工房」のご紹介でした。
一乗寺の散策のついでに立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
お土産にも喜ばれますよ。
「うるしの常三郎」の口コミ・評価
息子(13)のお弁当橋は京都「うるしの常三郎」@urushino_kyoto さんの漆箸。リーズナブルな日常使いのお箸。箸先には滑り止め加工も。あつらえたように、サーモス弁当箱 https://t.co/KXjXSLSafV の箸入れにシンデレラフィット。小学生から中学生になった今も使用。黄金のカブトムシはお守り。 pic.twitter.com/NgRcyubWng
— moneypenny (@TokyoMoneypenny) April 17, 2018
「うるしの常三郎 曼殊院道工房」の店舗情報
店名:うるしの常三郎 曼殊院道工房
住所:〒606-8136 京都府京都市左京区一乗寺東浦町43-15
電話番号:075-712-8281
営業時間:9:30〜17:30
定休日:不定休
電車:叡山電鉄「修学院」から徒歩15分
バス:市バス「一乗寺清水町」から徒歩10分
店舗駐車場:なし
最寄駐車場:タイムズ修学院
HP:http://www1.enekoshop.jp/shop/urushi-kyoto/
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